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映画 「ハッピーフライト」、映画好きなら楽しめる、本年必見の邦画!! [映画]

邦画「ハッピーフライト」ご紹介--の前に、往年のパニック映画「エアポート」シリーズのお話を。

「エアポート」シリーズ、ご存じですか~?ワタクシ、大好きなんですよ~。

エアポート80.jpg'70年「大空港」(原題 AIRPORTに始まり、「エアポート’75」「エアポート’77」「エアポート’80と、70年代を駆け抜けた全4作。ストーリーは、どれも「旅客機内で大事故発生!機と搭乗員、乗客の運命は!?」というお約束のハラハラドキドキ群像劇です。

全作品にジョージ・ケネディ(俳優です)が出演という、謎の共通項がありました--ってことは「アイガー・サンクション」はエアポート・シリーズなのか?まさか「人間の証明」も?松田優作、撃沈か!?

エアポート・シリーズ、毎度、判で押したような映像が展開します。パニック状態、というよりお祭り騒ぎの乗客たち。「落ち着いてください」を連呼する客室乗務員(CA)たち。でもさ~、穴のあいた機体の中で落ち着ける乗客、さすがにいねえよっ!というツッコミ、ありでしょう。コックピットには機を緊急着陸させようとするベテラン・パイロット。機を待ち受ける、空港側スタッフの緊張感と、チームワーク!

ボケ&ツッコミ満載ながら、俳優陣だけは豪華--そんな評価困難な作品でした。

そうそう、第1作目「大空港」は名優バート・ランカスターの重厚演技などで「まともな」映画になってましたが、マンネリ打破が裏目となり、回を重ねるごとにおバカ度がアップ。4作目「エアポート’80に至っては、コンコルドのCAがエマニエル夫人ことシルビア・クリステル(エロいわっ!)。機長がアラン・ドロン(パイロットに見えん)という狂ったキャスティング!ボケ連発に加え、往路&復路でトラブる「安売り感」が、シリーズ打ち切りを決定づけた怪作でした。(それはそれなりに楽しめるが。。)

前振りはこれで終了、以下”エアポート08”こと、邦画「ハッピーフライト」のご紹介!。

ハッピーフライト 2008年日本

出演 綾瀬はるか、田辺誠一、時任三郎、岸部一徳、寺島しのぶ、吹石一恵、田畑智子、ほか

ハッピーフライトポスター.jpgとにかく、劇場に足を運んでほしい。

観れば、絶対に楽しめる作品です。

ドラマの展開は前出の「エアポート・シリーズ」そのまま。

羽田を飛び立ったホノルル行きANA便で大トラブル発生!引き返した羽田空港は暴風雨の真っただ中!機を緊急着陸させるべく奮闘する、パイロット、CA、地上スタッフ!

そんな状況を、コミカル、かつ、シリアスに描いているんです。

堂々復活のエアポートシリーズの最新傑作と宣言しましょう!

新人CA役の綾瀬はるかが一応、主演にクレジットされていますが、登場人物全員が主演みたいな描き方が素晴らしい。

研修パイロット役の田辺誠一のドジっぷりがツボにはまって素直に笑えます。時任三郎の機長(兼試験官)の真面目くさった言動にクスッ。地上スタッフの岸部一徳がマッタリと良い味を出しているのもナイスです!田畑智子のコミカル感も良し。

この作品、「笑い」と「まじめ」のバランスが絶妙なんです。まことによくできた脚本です。

機内シーンでは、ドジな若いCAたちと対照的に、CA長寺島しのぶの毅然とした頼もしさがカッコいい!彼女はANAイメージアップに多大な貢献しましたね。

ハッピーフライト5.jpgハッピーフライト4.jpg

地上の機体点検チームには、お笑い要素一切なし!オンタイム運行に誇りを持つ男たち。徹底したプロの厳しさが表現されます。コメディ映画でありながら、お笑いを排したシビアな場面を設定する、このメリハリが”日本人的”で素晴らしいねえ(アメリカ映画なら、技術現場にも、おちゃらけた陽気男がいて、いら~っとさせられますよね)。

さて、ここまで記事を読んだ皆様は、本作がハッピーエンドで終わることはお分かりでしょう。

もちろんです、爆発炎上などありえず、事故機は、無事に羽田に緊急着陸します!

そう、結果が分かっていても、プロセスでドキドキさせ、楽しませる。その狙いがバッチリ成功しているのが本作です。

ハッピーフライト2.jpgハッピーフライト3.jpg

監督、スタッフの、エアポートシリーズへの敬意が感じられて嬉しいですねえ。加えて、ダメ女子がCAとして成長するネタといえば、片平なぎさ--じゃなく堀ちえみの「スチュワーデス物語」ですが、本作では、グイネス・パルトロウの映画をもじってきましたね。

田舎娘(グイネス)が一人前CAとなるまでを描いたサクセス映画「ハッピー・フライト」。この題名を、まるごと持ってくるあたり完全確信犯だよなー、シナトラのテーマ曲のレトロ感といい、

「お見事!矢口監督!」と快哉を叫びたい。

ハッピーフライト1.jpg

日本映画は成長しましたねえ~。こうゆう「日本人らしい」邦画は、毎週観たいくらい。

おっと書き忘れましたが綾瀬はるかちゃん、「ICHI」とはうって変わって、イキイキとダメCAを演じて良いですよ~。ファンの方には失礼ですが、彼女って、それほど美人じゃないところが、可愛くて良いですよね。当然、次回作にも期待しちゃいます。

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コメント 4

azm

アッシー様ども!
 大空港!懐かしいです!ディーン・マーチンさんもパイロット役で出ていましたね。なんか訳の分からんくなったオジサンがダイナマイト持って飛行機に乗り込み、すったもんだの揚句爆発しちゃうんでしたねぇ。今じゃ考えられません。雪のための事故で閉鎖された空港に向かう事故機。さあ、どうする。ジョージさんがいるから大丈夫さ・・・・!
渋く、ハラハラドキドキの映画でした。
 バート・ランカスターが渋かったですね。あんまり2枚目じゃないのに、人気のあったハリウッドの大スターですねぇ。中学の時の体育の先生が似ていたのをいつも思い出しちゃいます。
 エアポート75はチャールトン・ヘストンが飛んでいるジャンボに操縦席の窓から乗り込むというミッション・インポシブルな映画でしたね...
 邦題「大空港」は良くつけたと思います。のちのエアポート・シリーズとは一線を画してますね。原作も重鎮アーサー・ヘイリーだし。大空港だけは早川ノヴェルスで読んだっけ・・・・
by azm (2008-11-29 11:48) 

アッシー映画男

To azm様、
さっそくのコメントありがとうございます。
やっぱり、エアポート・シリーズはいいですよねえ。
特に「大空港」ですよね~。2作目以降、すっとぼけたキワモノ化が進む様は、「ロッキー」シリーズと双璧をなしていますね。

さて第一作「大空港」と、最終作「エアポート80」の比較で考えますと---アラン・ドロンの機長もいやですが、ディーン・マーチンの機長も嫌です。しかしCAは「大空港」に軍配をあげましょう。トイレでの爆弾爆発に巻き込まれるCAがジャクリーヌ・ビセット!これは滝川クリステル、じゃなく、シルビア・クリステルよりも絶対に良い!

どちらの作品にも出演のジョージおじさん。気骨あふれる、っていうより強引なだけの無茶オヤジだ!「大空港」では滑走路をふさいでいるヒコーキのエンジンを吹かしまくって撤去!「エアポート80」では---よく覚えてねえよ!

って、話がややこしくなりましたが、今回、画像を探していてビックリしたのですが、「エアポート’80」の原題が、なんと「AIRPORT ’79」でした。日本での公開年に合わせ、題名(それも西暦年)を変更とは、やっぱり凄いです、このシリーズ!
「Gメン75」をボックスセットDVD化するときに、「Gメン2008」に変えてしまうくらいの大技です~~

by アッシー映画男 (2008-11-29 12:26) 

azm

アッシー様。
確かにディーン・マーチンの機長はいやです。アルコールが匂ってきそう。
by azm (2008-11-29 14:51) 

アッシー映画男

To azm様、
いやあ、ディーン・マーティンといえばアル中!よくご存知ですなー。
「大空港」のあとも何本か映画に出ていましたが、ほっぺが真っ赤!
りんご娘かいっ!って、ただのアルコール漬け状態です。涙。
by アッシー映画男 (2008-12-03 22:03) 

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