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音楽 女性シンガー、カーリン・アリソンの新作は、絶妙なボサノバアルバム! [音楽]

昨晩、ワタクシは年齢差20(とほほ)の若手社員3名と、川崎で、ステーキを食べ、ワインを飲んでグダグダだったのです。いやー、楽しかったあ。(若い皆様、ワタクシのクドイ話をしっかり聞いてくれて、ありがとね!)

飲んだメンバーの一人が、ジャズ好きで(写真左の女性)、大変に嬉しくなったワタクシ。キース・ジャレットのゴルトベルク変奏曲の話が通じる20代がいるとは驚き---てなわけで、ただいま、気分がジャズ状態なので、急遽、映画ネタを延期し、ジャズネタを書きます(ちなみにワタクシは、写真の右から二番目--って、どうでもいい説明ですが念のため)

ステーキ会080726.JPG

さて、今日ご紹介するのは、女性ジャズ・シンガー、カーリン・アリソン(Karrin Allyson)のニューアルバムです。

イマジーナ by カーリン・アリソン 2008年発売

KARRIN ALLYSON 2.jpgカーリンのヴォーカルの良さは、ちょっとハスキーでいながら、暖かく柔らかい声質、そこに加えて安定した大人の歌唱でしょう。

スタンダード・ナンバーをしっとり歌い上げる一方で、スウインギーな曲では、一転し、リズミカルな歌唱を聴かせてくれます。

まずは、YouTubeで見つけたカーリンのステージをご覧くださいませ。→ここをクリック

飛びぬけた個性がないとも言えますが、逆にいえば、どの曲も「はずし」がありません。過去のアルバムのほとんどが、日本では、廃盤か生産中止なのですが--全く納得いきませんね。

さてニューアルバム「イマジーナ」です、彼女の11枚目のリーダー作。ブラジル発祥の音楽ボサノバの生誕50周年を記念した、ジャズ・ボサノバ・アルバムなのであります。

彼女は、英語だけでなく、現地語であるポルトガル語でも歌っているのですが、それがアメリカ人とは思えないほどツボにはまっています(ポル語は短期、猛勉強したようですが)。歌手というのは、実にたいしたものだなあ、と感心しますね。

アルバムを聴いた感想は、良い意味で「予想通り」の気持ちの落ち着く作品だなあ、ということです。

カーリンアリソンイマージナ.jpgKARRIN ALLYSON 4.jpg

彼女の長所であるソフト・ヴォイスを活かした正統派の歌唱は今回も健在。ワクワク・ドキドキしたいリスナーにお勧めしませんが、地味だからこそ、何度も繰り返し聴きたくなる佳作といえましょう。(ま、ボサノバという音楽ジャンル自体が、控え目ではありますがね)

ボサノバ・ファンはもとより、ジャズを愛する方、特に女性シンガーに興味のある方に聴いてほしいアルバムです

次に、カーリン・アリソンの過去の作品から、個人的に、絶対お勧めの1枚を紹介します。

2002年発表のアルバム「バラード」であります。「ジョン・コルトレーンに捧ぐ」とのサブタイトルで分かるように、天才サックス奏者、ジョン・コルトレーンの名盤「バラード」の収録曲すべてを、同じ順番にカーリンが歌いあげる、という好企画なのです。

カーリンアリソンバラード.jpg一曲目は名曲「SAY IT」。コルトレーンは前奏なしで、冒頭からサックスのメロディを入れましたが、カーリンも同じアプローチです。CDをかけたとたん、SAY IT~♪と、ゆったりしたハスキーヴォイスが響くのです。低めの声の、その節回しの素晴らしさ!最初の2語でゾクゾクっとし、それだけで完全に彼女の歌の虜です。

カーリンの歌声を聴きつつ、つい、コルトレーンのサックスプレイを脳内トレースしてしまいます。むろん、一方が他方より良い悪い、の次元ではなく、どちらのアルバムにもアーチストの個性が刻まれた名盤だなあ、と実感。全曲聴き終わったときには、あなたもカーリンのファンになっていることでしょう!

カーリン・アリソン、最新アルバム「イマジーナ」も良いですが、個人的には旧盤ながら「バラード」かなあ。機会があれば是非!

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0.1tonの男

流石、アッシー様。守備範囲が広いですね?
YouTube見ました。当方ジャズはあまり詳しくないのですが、良い意味で軽く、さらっとした感じで歌っている様に聞こえます。
黒人シンガーが歌うと、もっと力が入っていたり、テクニックに走る場合が多いと思いますが(それはそれで良いのですが)、決して力まず、流している様に聞こえます。
そこが、かえって大人に聞こえるのでしょうね?

「BALLADS」、「IMAGINA」共に、残念ながら聞けておりませんが、後者はボサノバならば、この声に合う事は容易に想像できそうです。


ちなみにYouTubeの「Moanin'」で出てくるドラムの人、シンバルの位置がもの凄い低いですね?
しかも半分近く、タムにかぶさってるし。
ロックみたいにドカドカと叩く訳ではなにので、これでも問題ないのでしょうが、ロータム叩くとライドシンバルに引っかけそうです。
ジャズのドラムの人って、皆こんなにシンバル低くて近いのかしら?

by 0.1tonの男 (2008-07-28 01:16) 

博多ちわわ

アッシー映画男様、おはようございます。

カーリン・アリソン、大好きな歌手です。
0.1tonの男さんも書かれてますが、実にさらっと、こともなげにどんな曲も歌いこなす彼女ですが、自然体な歌いっぷりでいながら、表現の幅が広いのが魅力ですね。

2000年以降のアルバムは、どれもいいですよね。

アッシー様の記事に書かれていますように、カーリンのCD、ほとんどが廃盤または生産中止なんです。
グラミー賞に2回ノミネートされた実力派でも、こうした、くせのない白人女性ジャズシンガーというのは、日本では受けが悪いのでしょうか。

ヘレン・メリルほどの豪快なハスキーヴォイスなら、逆に受けたのかもしれません。

あとは、どうしても女性シンガーというと「若手」「容姿」が売りポイントになる、ということもありましょう。
最近の、CDショップの女性ジャズシンガーのコーナーは、平積みCDは、驚くような美人ばっかりです。
フレドリカ・スタールとか、アンナケイ(ジャズじゃないけど)とか、歌手じゃなくモデルみたいですよね(実力がないとは申しませんが)。

やっぱりこのジャンルは「歌」じゃないかなあ、と。
それと若手にはないベテランの味、というのも大切にしたいものですよね?

ところで、冒頭の飲み会の写真は、ジャズ記事への食いつきが悪いための「対策」でしょうか?

ジャズの会話ができる方が、会社におられるなんて羨ましい限りです。有望な若手ですね!
私の会社には、ジャズはおろか、ロックの話題に食いつく人すらいません(そんなに大きな会社じゃないけど)。音楽と言えば、演歌か、J-POP。
そんなわけで、どんなネタが飛び出すか分からない、アッシー映画男様のブログをいつも楽しみにしています。
by 博多ちわわ (2008-07-28 08:12) 

NAO

こんにちは。

若手社員さんとの飲み会、いやぁ~、楽しそうですねえ。(笑)

実は、小池栄子似のなかなかの美人をめぐる若手男性社員の争奪戦を兼ねた飲み会だったのでしょうか?ムフ♪

そこにちゃっかり参加しているアッシーさん・・・
後輩の援護射撃ならともかく、本格的に自ら前線に出て戦闘態勢などになってはいませんでしょうね・・・(笑)

しかも彼女、JAZZ好きということで、自らに有利に持っていこうなどと・・・あらぬことを考えてはおりますまいか?(内心、ドキッとしたでしょ?!)(笑)

さて!
このアルバム、「o morro não tem vez」も歌ってらっしゃいますね。
JAZZというと、全般的に演奏する人、歌う人によって、まったく異なった歌に仕上がりますが、この歌、彼女が歌うとどのような感じになるんでしょうか?

しっとりボサ・ノヴァ風? それともJAZZ色濃い出来? どんな感じなのでしょうか興味ありますねえ。
by NAO (2008-07-28 15:30) 

アッシー映画男

To 0,1ronの男様、
カーリン・アリソンの芸風については、まったく、0.1tonの男様のご指摘どおりで、ドロッとせず、さらっと軽めなテイストです。
ただし、アルバム「バラード」に収録の2曲目、「You don't know What Love is」などでは、彼女らしからぬ(?)、チャゲ&飛鳥ばりの熱唱も聴けますよ。

ひとつ言えるのは、彼女の歌唱を聴くシチュエーションですが、「夏の晴天の日中」は全然合いません。
静かな夜に、まったりとワインを傾けながら--と雰囲気も、チョイおしゃれにして聴きたいものです。

それに、YouTube画像の、「ドラムスのシンバル位置の低さ」をチェックするとはさすが!の0.1ton様。
いやあ、ジャズでも、あの低さはないでしょうね。ほんと、シンバルが、タムを半分隠してますねえ。
そうそう、ドラマーも気になりますねが、ワタクシは、ギターも、なかなか良い味出していると思いますねえ。
by アッシー映画男 (2008-07-28 23:50) 

アッシー映画男

To 博多ちわわ様、
おおおおおーーーーっ、きたーーーーっ(織田裕二っぽく)。
出ましたねえ、なんでも知ってる博多様。
カーリン・アリソンもいけますかあ?すんげえなあ。

ヘレン・メリルも、素晴らしいハスキーヴォイスですよねえ。それで歌手が成り立つのか?というくらいですよね。
しかし、その上をいくのは--アビー・リンカーンだっ!!
すさまじい「しわがれ声」に、馴れていない人は(馴れていても)仰天ですよねえ。もんたよしのりかあ!?(古い?)

美人ジャズ・アーチストは増えましたねえ。
フレデリカ・スタールは間違いなく美人。リサ・エクダール、マデリン・ペルー、ノラ・ジョーンズ。。。
---まあ、ジャズには聴くだけでない、観る要素もありますので、そのへんはいいのかなあ?とも思いますが。

ベテラン勢も、若手に負けないよう、頑張ってほしいですね!
そのためにはわれわれもしっかりCDを聴いて応援せねば!
by アッシー映画男 (2008-07-29 00:02) 

アッシー映画男

To まいまいこ様(ですよね?まさか、おはよーぐると様ではないですよね?)、
コメントありがとうございますーー。
おおっと、コメントの欄の「書き込みした方」の欄に、私の名前を書きこまれましたね?うふふのふ。
たしかに、この辺はブログによって異なるので、間違いやすいのですよ、無理もありません~。

ということで、まいまいこ様も「あちゃ!」とお思いになったはずなので、ブログ著者の権限で、修正させていただきますねえ。

はてさて、大先輩と話が合うというのは良いことです。
(たしかに、ジェシカ・アルバには、さすがについていけないでしょうけど。)そんなときは、「♪わったしは~アルバ~♪」と歌ってあげましょう。
これは廉価腕時計の「アルバ」の(大昔の)コマーシャルソングであります。
歌っていたのは松田聖子か?河合奈保子か?よく覚えていませんが、もしかして大先輩のどなたかが食いついてくるかも。。。

ではまたの書き込みをお待ちしておりますね!
by アッシー映画男 (2008-07-29 00:15) 

アッシー映画男

To NAO様、
こらこらーーっ、とんでもないコメントをしてきましたな?
どうも、若手との飲み会に、妙な動機をこじつけようとして、困った方ですなあ。
でも、意外とドキッ、としたりして---いえいえ、そんなことはございません。多少、ちゃっかりな面はあるかもしれませんが。

まあ、ジャズや、ロックや、映画を愛する、マニアック趣味の若者を育てて、語りあいたい、という気持ちはたしかにありますね。

先輩面でエラそーになって恐縮ですが、今の20代の若い皆様は、10代の頃から、インタネットやメイルが当り前の環境で育ったわけです。
情報が容易に入手できるがゆえに、逆説的ではありますが、「世間の人気」とか「世間の注目度」を、物事への評価基準にしているような気がします(皆が皆ではないと思うのですが)。

ワタクシのように「他人が知らないネタを、自分だけが知っている」ことや、「世間で評価されない、すんごい良いものを見つけること」で小さな自己満足というかアイデンティティを感じるタイプの人間は、絶滅危惧種ですね、きっと。

そのうちに滅亡するのでしょう。

さて、カーリン・アリソンのアルバムのご指摘の曲「悲しみのモーホ」ですが、ボサ・ノヴァというよりサンバ調ジャズですね。
ウキウキした感じが楽しめます。ちなみに、カーリン自身が、このアルバムに関しては、いわゆるボサノバの名曲だけでなく、広く「ブラジル音楽」という観点で曲を選んだ、というような発言をしていました。

そんなわけで、本場ボサノバ歌手が、ジョビンの曲を歌うときのような「悲しみ」「寂しさ」的な雰囲気とはかなり異なっていますよ。
「イマジーナ」、良いアルバムですよ。

--といいつつ、私の好きなボサノバ歌手は、アナ・カラン、です。
素晴らしい美声の持ち主で、静かに、じんわりと、語るような歌いくちが最高なんです。
小野リサを暗くしたような雰囲気、といえば、分かっていただけますでしょうか?
by アッシー映画男 (2008-07-29 00:43) 

まいまいこ

おはよーぐるとでございます☆

残念ながらジャズには疎い私ですが、30代前半の女性の先輩が
(あっ、私の年齢がバレそう)ジャズ好きなので、結構ヤングの間で
ジャズが流行ってるようですよ♪

ってアッシー映画男さーーーーん、初めて拝見させて頂きやしたっ!
なるほど、優しそうなルックスからしてジャズが好きそうな雰囲気ですわ♪
そしてお隣さんがお若い方ですね。私の方が若いわ!オ~ホホww

年齢の差がある部下と共通の話題があるって素敵な事ですよね♪
私は部下でなく先輩(つか大先輩)と共通の話題が多くて
同世代と会話しているように楽しくてしょ~もないです。
さすがにジェシカ・アルバなどハリウッドセレブは疎いですがw

またジャズネタや映画ネタ、今後も期待しちょりますよん♪(^▽^)

発信 : 2008-07-28 09:30
訂正 : 2008-07-29 00:48
by まいまいこ (2008-07-29 00:48) 

NAO

アッシーさん、
なるほど、なるほど。
サンバ調ジャズのタッチなんですね。

私はサルサなどのラテン系も大好きです。
サンバ調JAZZ風に仕上がっているのならあんな感じかな・・・?
(と、似たようなアレンジを頭の中で再現中・・・)

JAZZのヴォーカルは好みが結構ありますよね。
ラテンなどもそうですが。。。
聴いてみなくちゃわからない!っていうのが、基本かと。私の場合ですが・・・

そこで、楽器だけのJAZZなどトリオやクワトロ、クインテットなども私は大好きです。
これもやっぱり聴いてみなくちゃわからない、という感じですが。

ピアノやトランペット、サックスなども自分の好きな音というものがありますので、これまた好みがかなり分かれるところかも。


実は「クラシックに始まりJAZZに達する・・・」というのが、私の提言でして。
こんなこと書くとロック好きの方には大反論をかいそうですが・・・^^;

楽器(クラッシックから始めると)をやっていると、どうしてもそう感じてしまうんですよね・・・。

本格的にクラシックを叩き込まれた人が弾くJAZZピアノは、自己流で始めた人のものとは全く違いますから・・・。

と、アルバムの話から大幅にそれてしまってごめんなさい。^^;

JAZZは奥が深いというお話でした。チャンチャン♪

by NAO (2008-07-29 13:57) 

アッシー映画男

To NAO様、

JAZZは奥が深い---のは確かですが、一般論として、日本人は必要以上にJAZZを難しく考えたがりますよねえ。

銀座のHMVや、山野楽器に行っても、JAZZのCDコーナーはほとんど人がいません。
このように、JAZZ人口が増えないのは、信頼に足る情報がないこともありますが、JAZZファンやら評論家が、ことさらJAZZを神聖化し、敷居を高くし、初心者を排他する偏狭さにありますよね。

つねづねJAZZ雑誌を読んで、思うわけです、
JAZZはそんなに偉いのか!?と。

こんなん、所詮は音楽ですものねえ。上もなければ、下もなく。
聴いて良いと思えば良し。

いくら世紀の名盤と呼ばれていても、聴いて心地よくないなら、無理する必要ないですものねえ。

以前も書いたかもしれませんが、有名ジャズ・ピアニストの、バド・パウエルやセロニアス・モンクなど、何度聴いても、さっぱり楽しめません(ジャズ的に素晴らしいのは分かりますが、楽しくない=聴く気が起きない)。

JAZZは、心の向くままに、そのとき、その年齢で、楽しめば、それでいいのですよね。

そんなノリで今後もジャズネタを書かせていただきますので、どうかよろしくです!!

次にジャズネタを書くなら、女性ヴォーカリストで、カーリン・アリソンの逆をいく、どっぷり濃い目の歌唱が売りの若手ポリー・ギボンズを書きたいものです。
クリスタル・ヴォイスのMYRRAも書きたいなあ---おおっ、ネタはいっぱいだあ。
by アッシー映画男 (2008-07-31 01:16) 

みその

おはようございます!
本文のJAZZのほうは、さっぱり分っかりません~~があ、
冒頭の若手社員の皆様の写真は、いいですねえ~~。

アッシー様の会社には、すごい美人がおられるのですね!

NAO様には申し訳ありませんが、小池栄子似ではなく、香椎由宇似ですね!
私よりもちょっとだけ(?)美人ですなあああああああ----負けた。
by みその (2008-08-01 06:33) 

アッシー映画男

To みその様、
おお、香椎由宇さん、そうですねえ、美人ですよネエ。
ま、JAZZネタをまったくスルーして、美人ネタにオンリーに食いつく、みその様にやっぱりワタクシは感動するのでした。

これからも「記事本文に無関係なツッコミ」、よろしくお願いしますね!!
by アッシー映画男 (2008-08-02 01:13) 

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